Merry-go-round round around
カテゴリー
:商品紹介(エクステリア)
スタッフ
:高橋 勇太 / タカハシ ユウタ
[店長]
[2020/10/17]
MOTLEY CRUEのファーストアルバムに“Merry-go-round”なんて曲がありましたね。
40年近く前のアルバムですから LAメタルとか言っても当時の音ですが
今聴いても恰好良いですね。“On with the show”なんて堪らなく良いです。
冒頭から話が逸れました。
すごい初歩的なことの復習です。
「ヴェッキオ、知ってるよ。」と言う方はCUREして下さい。じゃなかった、スルーして下さい。
GIULIA VELOCEのフロントです。
SPRINT・SUPERとはバンパー形状が違い、デザインをQuadrifoglioに寄せています。
さて
アルファ ロメオのフロントを象徴するものと言えば
逆三角形の盾型グリルですが、実は左右のエアインテークと合わせ
“トライローブ(三つ葉)”と呼ばれるデザインを形成しています。
左右の大きなエアインテークはデザインの形成以外に、エンジンの冷却効果に大きく貢献しています。
虫が入ると仰る方もいらっしゃると思いますが
そのような走行をされた後には、許す限り速やかに洗車して流してあげればよいかと思います。
逆三角形の盾型グリルからボンネットフードにかけて
一筆書きのようなV字のラインがAピラーまで伸びています。
この手法もモダンアルファのデザインが踏襲されていますね。
精悍なヘッドライトデザインと相まって、前車のルームミラーに
このフロントマスクが映れば結構な威圧になるような気さえします。
個人的には最初、LEDランニングデイライトがヘッドライトベゼル内側に配置されているのが
少し気になっておりましたが、見慣れると悪くない。
また、フロント前面が平面に見えがちなのは仕方がないと思っておりますが
少し角度を変えて見ますと、実にシャープな印象になります。
デザインの一つ一つのラインに一切の無駄がないように思います。
サイドに回っていただいても
フロントの盾型グリルを出発したラインはAピラーからルーフを通りテールエンドで完結する
流れるように美しいフォルムです。
FRレイアウトを生かした典型的なロングノーズスタイル。
ショートデッキと言ってしまいますと、室内空間が狭く思われてはいけませんので、
補足しますが、ホイールベースは2,820mmありますので、見た目での印象以上に
ゆったりとした快適な車内空間を実現しています。
またサイドデザインのアクセントになるアッパーキャラクターラインは
フロントフェンダー側が深く、後方に薄くグラデーションしています。
フロントには、クルマの心臓と言えるエンジンが搭載されていますので、力強い印象を。
後方に伸びるにしたがって、クルマ全体が持つ美しいエレガントな印象になります。
個人的には、このリアのショルダーラインが作る曲面が堪らないですね。
女性の身体ほど美しいラインは無いと思っておりますが
言葉を選びますと、実に官能的なラインです。
サイドデザインについて、補足しますと
ドアミラーの内側にスリットが入っております。
風洞実験から生まれたデザインですが、空気抵抗の軽減に効果があります。
因みにCD値は0.23です。
以前、ヴェッキオ3/4の法則と申しましたが
このアングルは完璧です。
リアに回っていただきますと
水平基調のLEDテールランプがリアビューに安定感を与えています。
リア全体では台形型をしています。
ただの台形型ですと、ぼってりとした重い印象になりがちですが
リアバンパー下部をブラックアウトし、VELOCEでは左右出しのマフラーとディフューザーで
スポーティーで精悍な仕上がりになっています。
因みにトランクの容量は480リットルあり、同セグメントの車種の中では最大容量です。
私達日本では、ゴルフバックを積めることがトランクサイズの基準にされがちですが
欧州ではクルマで国境を越えられる訳ですから、スーツケースが入りやすい形状であること。
が求められると聞いたことがあります。
ヴェッキオ3/4の法則は、左右どちらから見ても完璧です。
ココは以前、屁喜男が感心しておりましたが
サイドシルは厚く高く造られています。
ボディ剛性が高い証明です。
スポーツカーとして造られれば必然なのですが
もし乗り降りを気にされるのであれば、イージーエントリーを有効活用していただければと思います。
どうぞ、ずっとお座りになって下さい。
前川清になると。じゃなかった、マイカーになると
一番長く、目にするのが内装のインパネです。