漱石hommage 吾輩はクルマである(再)
カテゴリー
:ショールームダイアリー
スタッフ
:高橋 勇太 / タカハシ ユウタ
[店長]
[2020/07/09]
神様 仏様 観音様と困ったときのほにゃらら頼みなどとは
人間族は何と現金なことか。
屁喜男みた様に平生好き勝手遣っておきながら
ここぞとばかりに縋りつくのは少々虫が良すぎるのではないかしらん。
一日のお参りで四万六千日分の功徳を得ようとは
この平たい顔族のご都合主義も甚だしいが
そうでもしなければ溜まった垢も落とせんのだろう。
星祭りの晩にはお空の二人は会えたのかしらと
要らぬ心配をしている屁喜男にこそ四万六千日が必要だ。
吾輩の故郷伊太利にも四季はある。
この平たい顔族にも四季があり 更に二十四節気と七十二候と
より細やかに季節の移ろいを感じ得る情緒と風習がある。
実に美しい。
四万六千日 今年はほおずき市が立たんことが淋しい限りである。