漱石hommage 吾輩はクルマである(再)
カテゴリー
:ショールームダイアリー
スタッフ
:高橋 勇太 / タカハシ ユウタ
[店長]
[2020/07/03]
半夏生の候
雨に濡れて映えるのは暑気に耐え咲く紫陽花と
灰色の街に花咲く傘かしらん。
序でに言うなれば 水も滴るほにゃらららん
吾輩で言うならば 水も滴る好いクルマということであろう。
屁喜男が勉強をして居る。
半夏雨にならなければよいが・・・
何を勉強しているかと思えば
吾輩同族について セダンは3BOXだからボディ剛性が高い
何故ならばエンジンルームの箱とキャビンの箱とトランクルームの箱が接合されているから捻じれにくいんだと
だから前後のバランスも良く走りの性能も良く乗り心地も良い
キャビンの箱が独立しているから後輪からの雑音が入らず静粛性が高いんだと
3BOXは低重心だから安定感があり運転がし易いんだと
エンスージアスト諸兄が聞いたら 臍で茶を沸かすことだろう。
愚である。実に愚である。
箸にも棒にもかからないとはこの男のことである。
暫くこんな話が続くかと思うと 吾輩も辟易であるが
お目障りご容赦頂ければ幸いである。